保険相談をする上で知っておきたい基礎知識


みんなはどこで保険の相談をしている?

 

 

http://www.jili.or.jp/press/2015/pdf/h27_zenkoku.pdf

 

生命保険文化センターのデータによれば、一般の人がどこから保険に加入しようとしているか(=チャネルと言います)という意向は次のような順位になっています。

 

1位 生命保険会社の営業職員(29.4%)
2位 通信販売(インターネット、テレビなど)(13.2%)
3位 郵便局の窓口や営業職員(12.1%)
4位 保険代理店の窓口や営業職員(10.2%)
5位 生命保険会社の窓口(6.1%)
6位 銀行・証券会社を通して(4.3%)
7位 勤め先や労働組合等を通じて(7.6%)
8位 その他・不明(16.9%)

 

1位が生命保険会社の営業職員となっています。おそらく、その1社の商品だけを見て他社商品と比較せずに加入していると考えて良いと思いますが、これは実にもったいないです。

 

みなさんは、住宅や車、家電製品など、高価な買い物をする時は、複数の商品を比較して選びますよね?

 

保険だって立派に高価な商品です。仮に保険料が月に1万円だったとして、年間で12万円、10年で120万円です。120万円の商品を、毎月1万円の分割払いで買っているようなものですよ。

 

そのため、保険も複数の保険会社の商品から比較して選びましょう。比較が可能になるのが、乗合代理店と呼ばれる保険代理店です。

 

乗合代理店は主に2種類あって、分かりやすく説明しますと

 

・保険ショップ
・保険を扱っているファイナンシャルプランナー

 

このどちらかに相談して商品を比較するのがおすすめです。

 

 

保険の相談はファミレスやカフェでもできる?

 

 

訪問型の保険相談サービスを利用したい場合、自宅以外のファミレスやカフェでお願いすることもできます。

 

ただし、個人情報の多い大事な話をするので、騒がしくて落ち着かないところや、周囲の人に聞こえてしまうような状況の時は避けるべきです。なるべく比較して一番良いところを選びましょう。

 

キャンペーンでプレゼントがもらえるようなところの場合、そうしたところで相談すると、相談自体が成立しないことが多く、キャンペーンの対象外となってプレゼントがもらえないことがありますので注意してください。

 

保険相談はどのくらい時間がかかる?

 

保険の相談は時間がかかることが多いです。

 

特に、結婚してお子さんがいるようなケース、あるいはお子さんを予定しているようなケースでは、加入すべき保険の種類も多くなりますので、商品の比較をするのに時間が余計にかかります。

 

通常、1回の相談で少なくとも1時間〜2時間はかかりますし、検討する時間も考えますと、2回〜3回の面談を経て加入するものだと考えておいてください。

 

無料保険相談のカラクリ

 

 

保険の相談は無料なのが普通ですし、キャンペーンで特典付きということも多くあります。

 

なぜ無料なのかと言えば、別にカラクリというほどのことはありません。単に、保険の販売で手数料が入るからです。

 

そのため、保険が売れなければ相談員はタダ働きになってしまいます。特に保険相談サービスと提携しているだけのファイナンシャルプランナーはそうなる確率が高いです。

 

でも、だからと言って彼らは強く売り込みができません。保険相談サービスはそうしたファイナンシャルプランナーを変えることができると言っているところがほとんどですし、何よりファイナンシャルプランナーは「消費者のため」という建前を重んじています。

 

みなさんが警戒するほど、保険を売り込んだりする人は想像しているより少ないと思って頂いていいです。

 

特別なカラクリなんてありません。保険が売れれば手数料が入るというだけの話ですので、過剰に警戒する必要はないのですよ。

 

保険の相談は早めに!

 

みなさんをあおるわけではありませんが、保険の相談は早めに行いましょう。

 

なぜかと言いますと、保険は健康状態が悪いと加入できなかったり、加入できても条件がついてしまうことがあるからです。

 

条件とは何かと言いますと、この病気では保険金を払わないとか、健康な人と比べて保険料が高くなるなどです。
そのため、保険相談に関心を持ったなら、なるべく早めに時間を作って受けることをおすすめします。

 

自分で保険の比較をして選ぼうと思うと、勉強だけでかなりの時間がかかります。それならとりあえずでも相談してみるのがおすすめですよ。

 

保険の相談窓口は有料の方がいい?

 

保険の相談を無料で受けると、保険の勧誘を受けるから有料の方がいいという人がいます。

 

しかし、有料だから良いアドバイスが受けられるという保証はありません。

 

◎保険の商品は数多くある

 

私は実際に保険の販売をしていたので分かりますが、保険の商品は複雑です。実際に売るのでもない限り、その商品に詳しくなることは難しいです。

 

ファイナンシャルプランナーが様々なお金まわりの相談の一環として保険の相談を受けている場合、ある程度おおまかな指摘はできても、具体的な指摘をするのが難しいです。

 

特に、現在加入している保険の問題点は指摘できても、じゃあどの商品がいいのかというところまでいくと、おすすめの保険を選べないのです。

 

おすすめの保険は、実際に保険の販売をしている人が一番、強いことは間違いないです。

 

◎ホームページだけでは分からない情報がある

 

これも実際に保険の販売をしたことがないと分からないことなのですが、各保険会社のホームページには、すべての情報が掲載されているわけではありません。

 

そのため、ホームページに掲載されている情報だけで知った気になっているファイナンシャルプランナーに相談すると、思わぬ失敗をする可能性があります。

 

結局、実際に保険の販売をしているファイナンシャルプランナーで、良い人を探すのが一番、現実的ではないかと思います。

 

 

保険相談の流れについて

 

保険相談の流れについて、簡単に説明しておきます。

 

まずネットから申込みをしますと、相談窓口から連絡がありますので、日程を決めてください。

 

当日は相談の内容にもよりますが、時間は2時間〜3時間くらいかかると思ってください。

 

相談はまず、現状の把握とあなたの考えや希望についてのヒアリングから行います。その上で、今のあなたにとって必要な保険の提案に入ります。

 

多くの保険会社を扱っていても、その時に提案されるのはまず、一番良いと思っている商品2つ〜3つくらいになるでしょう。

 

相談している人も、たくさん商品を見せられたとしても検討しきれないですし、事前に今、一番良い商品は何かということを検討しているからです。

 

加入するかどうかはその場で決める必要はありません。家に返ってじっくり考えてもいいですし、その場で決められるのであれば、加入してしまっても良いです。

 

初めての保険相談であれば、通常はこのプロセスが2回〜3回くらいあると思ってください。初回の相談では項目がどうしても多くなりますので、時間も必要です。店舗に出向くのが面倒なら、訪問サービスを利用するのが良いです。

 

相談のプロセスについてはどこで相談しても同じですので、相談窓口を比較する上ではあまり気にしなくて良いポイントであると言えます。

 

ファイナンシャルプランナーと言っても・・・

 

ファイナンシャルプランナーでも、保険の販売をしていない人の話はよほど優秀な人を除き、聞かない方がいいです。

 

私の経験からお話ししますと、保険は実際に販売してみないと分からないことが多いです。そのため、保険の販売をしていないファイナンシャルプランナーの話は参考にならないのです。

 

保険の販売をしているファイナンシャルプランナーを探す方法は、仲介サービスを使うのがベストです。

 

ファイナンシャルプランナーもホームページやブログを持っていることがありますが、検索してもなかなか良い人が見つかりません。比較しづらいのです。それなら、仲介サービスを使ってしまうのが手っ取り早いです。

 

仲介サービスなら当然、保険の販売をしているファイナンシャルプランナーしか登録されていませんし、何か問題があれば、仲介サービスの方で解決してくれます。

 

保険ショップの相談員で、ファイナンシャルプランナー資格を持っているケースもよくあります。これは、参考程度に見てください。単に、資格を持っているにすぎません。

 

保険ショップの場合、店頭まで出向くことが必要です。中には訪問で相談に乗ってくれるところもありますが、店頭での比較相談しか出来ないところの方が多いです。

 

保険の相談は2〜3回に及ぶことが多いので、それが面倒だったりする場合はファイナンシャルプランナーの相談がおすすめです。

 

ファイナンシャルプランナーは事務所を持たずに活動する人が多いので、基本は訪問相談だと思ってください。

 

保険相談を受ける上で必要な準備とは?

 

保険の相談をする上でぜひやってほしいことは、現在、どのような保険に入っているのか確認しておいてほしいということです。

 

そして、保険証券を見つけておき、相談の当日は持参してください。

 

 

保険の相談は現状の把握から入ります。その時、ご自分の加入している保険の詳細について正確に語れる人はほぼいないと言っても差し支えありません。

 

でも、保険証券には保険の詳細が記載されていますので、それを見れば、あなたがどんな内容の保障に入っているかが分かります。

 

そうすれば、後はどんな保障が不足しているか、他にもっと良い保険がないかという検討がスムーズにできます。

 

生命保険だけでなく、自動車保険や火災保険、自転車の保険など、保険と名のつくものはすべて持参するくらいの感覚で良いです。

 

保険相談をした後の断り方

 

保険の相談をしてもらったけれど、どうも気が進まないので断りたい時もあるかと思います。

 

無料で相談に乗ってもらっているので、断るのも悪いと考えるのは自然な心理かと思いますが、断ること自体は問題ありません。

 

上手な断り方として一番良いのは、2回目の相談の日程を決めないということです。

 

保険の相談は、1回で終わることはまれです。また、その場で決めないといけないという性質のものではありません。

 

そのため、その場でやや強めにプッシュされたとしても、「持ち帰って検討させてください」と言い、次回の日程については「予定が分からないので、後ほどご連絡します」と言ってしまえば良いでしょう。

 

また、最初から断る時のことが心配なら、保険ショップよりもファイナンシャルプランナーに相談する方が良いかもしれません。

 

彼らは保険の販売を、相談者の問題解決手段として提案しているにすぎません。保険を売ることそのものが仕事ではないのです。

 

そのため、保険ショップと比べればセールス色が弱いですし、自分の扱っている保険以外にも多くの保険があることを知っています。あくまで比較の話にすぎませんが、保険ショップよりはファイナンシャルプランナーの方が断りやすいということは言えます。

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